なぜ「春休み」は小学生の親子留学に向いているのか
お子さんに海外経験をと考えたとき、多くのご家庭がまず思い浮かべるのは夏休みです。ただ、実は春休みにも大きな利点があります。
ひとつは、学年の区切りであること。
進級・進学の前の春休みは、「区切りとして海外を経験させたい」というタイミングにぴったりです。新学期が始まってからの変化を、親子とも感じやすくなります。
もうひとつは、気候と学校暦の相性です。
日本の春休み(3月下旬〜4月上旬)は、国によっては現地校がちょうど学期中。「現地の子どもたちの中に入る」体験がしやすい時期なのです。この点は次の章でくわしく見ていきます。
「春休み 短期留学」で検索すると大学生向けが多く出てくる理由
ひとつ注意点があります。「春休み 短期留学」とだけ検索すると、大学生向けの語学留学の情報が多く出てきます。
小学生と親子で行く留学を探すときは、「親子留学」「小学生」「海外」といった言葉を組み合わせて調べると、目的に合う情報にたどり着きやすくなります。この記事も、その視点で書いています。
夏休みとの決定的な違い——春は「現地校が学期中」の国がある
親子留学でいちばん見落とされがちなのが、「行く時期に、現地の学校が開いているか」という点です。
現地の子どもが通う普通の学校に短期で入る体験をしたいなら、その週に現地校が通常授業をしていることが前提になります。ここで、日本の休みと現地の休みがずれているかどうかが効いてきます。
夏休み(7〜8月)の場合
日本の夏休みは、北半球の多くの国では現地校も夏休みシーズンです。
つまり、通いたくても「通常授業」そのものがない国が出てきます。夏はこの制約を意識した国選びが必要でした。
春休み(3月下旬〜4月上旬)の場合
春休みは、この制約がぐっとゆるみます。代表的なのが次の2つです。
- ニュージーランド(南半球)——日本と季節が逆。学年は1月末〜2月に始まるため、3〜4月は新学期のはじまり(学期中)です。現地の公立小学校がそのまま動いています。
- マレーシア——インター校は学校ごとに学校暦が異なりますが、ainiは春休みでも通常授業をしているインター校とつながりがあり、その教室に入れます。
だから春休みは、「現地の子どもと同じ教室で過ごす」体験を選びやすい時期だといえます。「せっかく行くなら、留学生ばかりの教室ではなく、現地の日常に入りたい」というご家庭には、春は相性のよい季節です。
この「誰と過ごすプログラムなのか」という視点については、海外サマーキャンプの参加者が「ほぼ日本人」になりやすい理由でもくわしく解説しています。
「うちの子の学年・時期だと、どの国が合う?」を説明会で直接聞けます
無料オンライン説明会を見てみる【3カ国比較】春休みの親子留学、どの国を選ぶ?
ここからは、春休みに親子で行ける代表的な3カ国を、選び方の観点で整理します。「英語の教室にしっかり入りたいのか」「初めての海外で負担を抑えたいのか」で、向いている国が変わります。
マレーシア(ジョホールバル)——初めての海外に選ばれやすい
マレーシアの魅力は、負担の少なさです。日本との時差は1時間で、体への負担が小さく、フライトも比較的短め。物価も抑えめです。
プログラムは、ジョホールバルのインターナショナルスクールに1週間まるごと体験入学するかたち。英語を話す子どもたちと同じ教室・同じ時間割で過ごします。親子同伴での参加が前提で、子どもだけの参加は受け付けていません。
対象は小学1〜6年生が基本です(未就学児は4歳〜相談可)。「初めての海外で、まずは負担を抑えて試したい」というご家庭に向いています。
ニュージーランド——現地の公立小学校にそのまま入りたいなら
ニュージーランドは、現地の子どもが通う公立小学校にそのまま入るのが特徴です。前述のとおり、日本の春休み(3〜4月)は南半球では新学期。現地校が動いている時期に、その教室へ入れます。
対象は5歳〜小学生。オークランド(北島)、クライストチャーチ(南島)、ダニーデン(南島)の3都市から選べます。滞在期間は都市によって最短1週間〜。「語学学校ではなく、地元の学校の日常を体験させたい」というご家庭に向いています。
スイス——教育環境そのものを体験したいなら
スイスは、ヨーロッパの教育や自然に触れたいご家庭向けです。プランが分かれているのが特徴で、ニーズに合わせて選べます。
- プランA(家庭滞在)——スイス人家庭と交流。幼稚園〜小学生の親子向け。
- プランB(モンテッソーリ)——2〜5歳+保護者向けのデイキャンプ。
- プランC(スキー&スノボ)——5〜15歳(お子さまのみ参加)。午前は語学・アート・プールなどから選択。
開催時期はプランによって異なるため、春の日程は説明会で確認するのがおすすめです。「学校に入る」というより「教育環境や暮らしを体験する」旅に近い選択肢です。
ひと目でわかる3カ国の早見表
| 国 | 体験の中心 | 対象年齢 | 春(3〜4月)の学校 | こんなご家庭に |
|---|---|---|---|---|
| マレーシア | インター校に1週間体験入学 | 小学1〜6年生 (未就学は4歳〜相談可) | aini提携のインター校は授業中 | 初めての海外・負担を抑えたい |
| ニュージーランド | 現地の公立小学校に入学 | 5歳〜小学生 | 新学期(学期中) | 地元校の日常を体験させたい |
| スイス | 家庭滞在・モンテッソーリ・スキー等 | プランにより2〜15歳 | プランにより異なる(説明会で確認) | 教育環境・自然を体験したい |
迷ったときは、まず「英語の教室にしっかり入れたいか(マレーシア・NZ)」「暮らしや教育環境の体験を重視するか(スイス)」で分けて考えると、絞り込みやすくなります。国ごとの詳細は各ページで確認できます。
春休み親子留学の費用の目安と、見積もりの立て方
費用は「プログラム料金+自分で手配する分」で考えると、全体像がつかめます。まず押さえておきたいのは、プログラム料金に航空券・宿泊費・海外旅行保険は含まれないという点です(パッケージツアーではなく、学びの部分を提供するかたちのため)。この2つは別途、自分で見積もります。
プログラム料金の目安(2027年春・親子1組の例)
- マレーシア——7日間で43万円(税込)。2026年8月末までの申込なら早割で38.7万円(10%OFF)。
- ニュージーランド——ダニーデン 約35万円〜(1週間〜)、オークランド・クライストチャーチ 約40万円〜(2週間〜)。
- スイス——プランA 3泊4日で35万円、プランB 25万円〜、プランC(子1名)50万円〜。
これらに含まれるのは、学費や入学手続きのサポート、そして現地在住日本人によるサポートです。
別途かかる分の見積もり方
プログラム料金のほかに、次のものを自分で用意します。国と時期で変わるので、早めに調べておくと安心です。
- 航空券——春休みは繁忙期のため、早めの予約がおすすめ。
- 宿泊費——滞在日数×宿泊単価で概算。
- 海外旅行保険——親子分。
- 現地での移動・食費——滞在中の生活費。
費用の全体像を「どう積み上げて見積もるか」は、親子留学の費用——本当の総額の見積もり方でくわしく解説しています。あわせて読むと、予算が立てやすくなります。
英語が話せない・初めての海外でも大丈夫?
「親子とも英語はこれから」というご家庭は多く、私たちがいちばんよくいただく不安もここです。結論から言うと、英語に自信がないご家庭こそ、サポートのある短期留学が向いています。
aini海外短期留学には、現地に長く暮らす日本人によるサポートがあります。学校とのやり取りや、現地での困りごとを日本語で相談できるため、初めての海外でも安心です。
お子さんについても、1週間で英語がペラペラになるわけではありません。ただ、周りに日本語が通じない教室で、身ぶりと単語で友だちを作ろうとする経験は、机の上では得られない「英語を使う理由」を残します。帰国後に英語への姿勢が変わった、という声はよくいただきます。
参考:ainiの2027年春プログラム(実例)
ここまでの内容を、具体的な日程・料金で見てみましょう。以下は、ainiが2027年春に募集しているプログラムの実例です(2026年7月時点の情報です。最新の内容は各ページと説明会でご確認ください)。
- マレーシア(ジョホールバル)——2027年春休み 3月28日(日)〜4月3日(土)の7日間。43万円(税込・親子1組)、2026年8月末までの申込で早割38.7万円。
- ニュージーランド——2027年春休み(3〜4月)のスプリングスクールを募集中。ダニーデン 約35万円〜、オークランド・クライストチャーチ 約40万円〜。
- スイス——家庭滞在・モンテッソーリ・スキーなどのプラン。春の日程は説明会でご案内します。
いずれも、航空券・宿泊費・海外旅行保険はプログラム料金に含まれません。逆に言えば、渡航や滞在は自分たちのペースで組めるということです。
「うちの子の学年・希望時期だと、どの国のどのプランが合う?」は、無料オンライン説明会でお子さんに合わせてご案内します。ご質問だけでも大歓迎です。
よくある質問
A. 日本の春休みは3月下旬〜4月上旬の2週間ほどです。渡航日を含めると、現地で過ごせるのは1週間前後になるご家庭が多くなります。マレーシアの7日間プログラムや、ニュージーランドの1週間〜のプランなど、この期間に収まる選択肢があります。
A. 国と学校によります。南半球のニュージーランドは日本と季節が逆で、3〜4月は現地の公立小学校の新学期(学期中)です。マレーシアのインターナショナルスクールは学校ごとに学校暦が異なりますが、ainiは日本の春休みでも通常授業をしているインター校とのつながりがあり、その学校にお子さんが通えます。日本の長期休みでも現地校が授業をしている行き先を選ぶことが、春休みの親子留学では大切です。
A. はい。現地に長く暮らす日本人によるサポートがあるので、学校とのやり取りや現地での困りごとを日本語で相談できます。英語に自信がないご家庭こそ、安心してご参加いただけます。
A. メインのプログラムは小学生以上が対象です。2〜6歳の未就学のお子さん向けの親子プログラムもご用意しています。