1. 親子短期留学とは?——まず「3つのタイプ」を知る
親子短期留学とは、保護者とお子さまが一緒に海外へ渡り、1〜3週間ほどの短期間、現地で学び・暮らす留学スタイルのことです。
日本の学校を休まず、春休み・夏休みなどの長期休みで参加できるのが特徴です。
「サマースクール」「スプリングスクール」「親子留学」——呼び名はいろいろですが、中身は大きく3つに分けられます。
- ①語学学校の短期コース型——現地の語学学校が開く、留学生向けのクラス。英語を「授業として」学びます。参加者は留学生が中心です。
- ②テーマ体験のキャンプ型——スポーツ・アート・自然などをテーマに、各国の子どもが集まるプログラム。楽しい反面、日本人比率が高くなりがちです。
- ③現地校の編入型——現地の子どもが毎日通う「通常校」に、短期で入れてもらうスタイル。周りに日本語が通じない、いちばん「暮らしの中の英語」に近い体験です。
どれが正解、ではありません。ただ、同じ値段でも「誰と過ごすか」が根本的に違う——これを知らずに申し込むと、「海外に行ったのに日本人ばかりだった」という後悔につながります。
2. 何歳から行ける?——年齢別の目安
「うちの子にはまだ早い?」は、いちばん多いご質問です。
結論から言うと、プログラムを選べば2歳前後から参加できます。年齢別の目安はこうなります。
| 年齢 | 合う体験 | ポイント |
|---|---|---|
| 2〜3歳 | 親子で参加するプレイグループ・現地の園 | 「留学」というより親子で海外の暮らしを体験。保護者の視野が広がる効果が大きい |
| 4歳〜年長 | インターナショナル幼稚園・モンテッソーリ・デイキャンプ | 言葉の吸収が早く、遊びの中で自然に英語に触れられる |
| 小学1〜3年 | 現地校への短期編入(親子で渡航) | 順応が早く「英語が通じた!」の成功体験を作りやすい |
| 小学4〜6年 | 現地校への短期編入 | 本人の意思が明確に。中学以降の学習動機づけ・進路の視野づくりに効く |
大切なのは「何歳からできるか」より、「その子に今、どんな体験が合うか」です。
同じ小1でも、初めての海外なら親子同室で安心できる国を、2回目なら少し背伸びできる環境を——と考えていきます。
3. いつ行く?——春休みと夏休み、そして「学校暦のズレ」
日本の学校を休ませないなら、候補は春休み・夏休み・冬休みの3つだけです。
ここで見落とされがちな重要ポイントがあります。それは——
日本が休みの時期、現地の学校も休みかもしれないということ。
現地の通常校に通う体験は、「現地校が学期中」でないと成立しません。日本の夏休み(7〜8月)は、北半球の多くの国も夏休み。だから多くのプログラムが、現地の子どもがいない「語学学校型」になってしまうのです。
春休みが「狙い目」になる理由
日本の春休み(3月末〜4月初め)は、実は現地校に入りやすい時期です。
- ニュージーランド——南半球なので季節が逆。日本の春休みは現地の新学期(Term 1)の真っ最中で、公立小学校が通常授業をしています。
- マレーシア——インターナショナルスクールは学校ごとに学校暦が異なります。私たちは春休みでも通常授業をしている学校とつながっているため、その教室に入れます。
「うちの子の学年・希望時期だと、どの国・どの時期が合う?」を無料説明会でその場で相談できます
無料オンライン説明会を見てみる4. どの国にする?——マレーシア・ニュージーランド・スイス比較
私たちが3カ国に絞っているのは、時差が小さく、治安が良く、教育環境が魅力的で、現地に信頼できる日本人ホストがいる国だからです。それぞれの特徴を比べてみます。
| マレーシア | ニュージーランド | スイス | |
|---|---|---|---|
| 学校 | ジョホールバルの現地インターナショナルスクールに体験入学 | 現地の公立小学校(オークランド/クライストチャーチ/ダニーデン) | 名門校見学・モンテッソーリ・スキーキャンプ(編入型ではなく体験型) |
| 対象 | 小学1〜6年の親子 | 5歳〜小学生の親子 | プランにより2〜15歳 |
| 期間 | 7日間(2027年春:3/28〜4/3) | 最短1週間〜(都市により2週間〜) | 3日〜7日 |
| 時差 | 1時間 | 3〜4時間 | 7〜8時間 |
| プログラム費 | 43万円(税込) | 約35万円〜 | 約25万円〜 |
| こんな家庭に | 初めての海外・英語+多文化に触れたい | 「褒めて伸ばす」教育で本物の公立校生活を体験したい | 世界最高水準の教育文化・自然に触れたい |
迷ったときの考え方はシンプルです。
初めての海外なら時差の小さいマレーシア、「現地の学校生活」をまるごと体験させたいならニュージーランド、教育の選択肢を広げる視察・体験ならスイスが起点になります。
5. 費用はいくら?——「プログラム費」ではなく「総額」で考える
留学の費用でいちばん危険なのは、「◯◯万円〜」というプログラム費だけを見て判断することです。
実際の総額は、次の足し算で決まります。
プログラム費 + 往復航空券(親子分) + 滞在費・生活費 + 海外旅行保険 + 予備費
私たちのプログラム費の目安は約25万〜50万円。これに上乗せされる実費は、「プログラム費と同じくらい〜2倍程度」を見ておくと外しにくくなります。日本から近いマレーシアは上乗せ小さめ、遠いニュージーランドや物価の高いスイスは大きめです。
なお、私たちは航空券・宿泊込みの「パッケージツアー」を販売していません。時期や滞在スタイルをご家庭で選べるため、総額をコントロールできます。何が含まれ、何が含まれないかは、費用ページですべて開示しています。
6. 英語が話せなくても大丈夫?——結論:大丈夫です
「親の英語力に自信がない」「子どもは英語ゼロ」——実は、参加されるご家庭のほとんどがこの状態からのスタートです。
大丈夫と言い切れる理由は3つあります。
- 受け入れに慣れた学校を選んでいる——先生が英語ゼロの子の扱いに慣れており、授業もモノやカラダを使う内容が多いため、子どもは感覚でついていけます。
- 子どもの順応は大人が思うより早い——遊びと生活の中で、数日で友だちの輪に入っていくケースがほとんどです。
- 現地在住日本人によるサポートがある——学校とのやり取りや現地での困りごとを日本語で相談できます。英語が不安な保護者ほど、この仕組みを頼ってください。
むしろ、英語ができない状態で飛び込む経験こそが、「英語を使う理由」を体で理解する最大の原体験になります。
7. 出発までの逆算スケジュール——いつ何をする?
現地校の受け入れ枠には限りがあり、先着順です。
2027年の春休み・夏休みに向けた、標準的な逆算スケジュールはこうなります。
行き先の候補を絞り、説明会で「わが家の場合」の総額と日程を試算。ここが実質的なスタートラインです。
都市と学校を決めて申し込み。入学手続きは私たちが代行します。受け入れ枠が埋まる前に確定を。
航空券と滞在先はご家庭で手配します(手配の考え方はご案内します)。早いほど安く抑えられます。
制服や昼食など学校ごとの決めごとを確認。お子さまと「現地でやりたいことリスト」を作るのもおすすめです。
現地在住日本人によるサポートのもと、現地校での生活が始まります。
たとえば2027年の夏休みに行くなら、2027年1月ごろが説明会の適期。2027年の春休み(3〜4月)なら、もう動き始める時期です。
8. よくある質問
A. 保護者とお子さまが一緒に海外へ渡り、1〜3週間ほど現地で学び・暮らす留学スタイルです。語学学校型・キャンプ型・現地校編入型の3タイプがあり、日本の学校を休まず長期休みで参加できるのが特徴です。
A. 未就学(2〜6歳)向けの親子プログラムなら2歳前後から、現地校への短期留学は4歳〜小学生が目安です。未就学向けプログラムも3カ国でご用意しています。
A. プログラム費(約25万〜50万円)に、航空券・滞在費・保険などの実費が「同じくらい〜2倍程度」加わるレンジが目安です。説明会でご家庭ごとの総額を一緒に試算できます。
A. はい。英語ゼロから参加するご家庭がほとんどです。受け入れに慣れた学校と、現地在住日本人による日本語でのサポートがあるので、安心してご参加いただけます。
A. 渡航の6ヶ月前に説明会・4〜5ヶ月前に申し込み・3ヶ月前に航空券手配が目安です。受け入れ枠は先着順のため、時期が決まっているご家庭は早めのご相談をおすすめします。